法の番人がそんなことであっては困ります。
それは正義ではない。許し難いことだと思います。
どうしたらいいのでしょう。
まぁ垣根が取れましたので、このネタも書けるのですが、 家事でデーヴが最高裁まで上告したのには、それなりの理由があります。 それは、「裁判所は事実を見ようとしない」という事に対する憤りでした。 最高裁に上告の場合は憲法判断が焦点ですから、まず無理だとは思っていました。 ですが、じゃあ高裁裁判官の「判決が不服で自殺した親だっているんだぞ」という 恫喝には、ほとほと呆れ帰っていましたので、こういうまともに裁判自体に やる気が無いどころか、申立人を恫喝する裁判官がいてもいいのか?という 疑念を払拭することが出来なかったからです。 私は家裁に一番最初呼び出された時に、いきなり「DV夫」にされてしまいました。 しかも「精神科通院」という、なんじゃ?これという書類まであるじゃないですか。 裁判の経過を見ていて、解ったことですが、家事裁判は、全国判で押したように一律で めったに例外を作ろうとしないのです。 ですから、DV・精神異常者というレッテルを貼っておけば、裁判所は中身を見ないから 黙っててもそれだけで、離婚成立、慰謝料取れますわーってな入知恵をすれば 勝手に成立するという、呆れた事実でした。 私が、着せられた濡れ衣を、「証拠と状況証拠」を積み重ねて膨大な資料を提出する間も 相手方の代理人は、根拠のない誹謗を繰り返すばかり。(それしか出来ない訳ですが) で、ぐうの音も出ない、証拠を突きつける頃には2年半の年月がかかりましたが、 そうしたら、裁判官はなんと言ったと思いますか? 自らの判断ミスも省みず、「まぁ2年半たったから、もういいじゃん」 だったのです。 つまり、民法の離婚に関する規定の、どの条文にも当てはまらなくても 一番最後の「裁判官の判断による」という例外規定を突如持ち出し、 こちらが、訴訟の根拠が、これで全て虚偽となった今、理由はないでしょ? と聞いたら、2年半経過したから成立と、こんな言い方に突如変更してきたのです。 ですから、根底には、離婚訴訟を起こせば、全国一律、自動承認という暗黙の合意が 形成されているのですから、普通は、私のように異議を唱えても全く「聞こうとしない」 のが、裁判所の現実なのです。 私は本裁判の訴状の中身より、こうした裁判所のあり方の方に大きな疑念を持たざるを得なく なり、とことん追い詰めてやろうとしましたが、見事なまでに 家裁・地裁・高裁・最高裁と、時々の裁判官は、自らの判断から逃げ回りました。 一旦、ミスを認めれば、仲間内全てにさかのぼらなければならないからです。 その大元になった家裁の裁判官は、 「いちいち、お前らの中身の事情など知ったことか」と事実関係の確認を裁判所はしない。 とまで言い切りました。つまり、嘘八百で申し立てても認めますよとこの裁判官は言って いるのと、同じなんです。 冤罪というのは刑事に関する言葉ですが、民事だって冤罪はあると私は思います。 やったことも無いことを、いきなり書かれて、それが真偽か確認もしない。 間違いだった事が明るみになったら、根拠をすりかえる。 現実に、今、私はDV夫だったはずなのに(苦笑) 相手から執拗に嫌がらせを受けています。そのこと自体が最大の 矛盾なのに、皆、見ない振りをしています。 ようやく今回の家裁で申立の際に調査官がこちらの以降を精査して くれていますが、こうなるのは確率で10%くらいかなとのこと。 裁判所を単純に正義の味方だと思うと痛い目に会うかもしれませんね。 |