冬季は、高齢者の入浴時の事故が問題となっています。
平成11~14年まで年間100人程だった事故件数が平成15年以降急激に増加。被害者の95%以上が60歳以上の高齢者が占め、全体の90%が自宅浴室で事故にあっているとの調査結果らしいです。
高温のお風呂に入ることで交感神経が刺激され、さらなる血圧の上昇を招くこととなります。この後、入浴効果により皮膚や筋肉、末梢神経が弛緩するため急激に血圧が降下します。この時、急に立ち上がったりすると立ちくらみを起こし、最悪意識消失を起こすこととなるらしいです。
高齢者は熱いお風呂が好き、核家族で家の中は寒い、悪い条件がそろっています。