昨日は西宮北口にある甲南大学キャンパスに 東北地方震災で津波被害を受けた南三陸の、ある高校生をとらえたドキュメンタリー映画を見に行きました お母さんが日本の男性と再婚したため、中国から来たお嬢さんで、高校ではコーラス部 何もかも流された家の基礎のあたりに立ち、何よりも家族がだいじ。何かあったら私が、命にかえてもとうちゃんかあちゃんを守る。あたりまえの生活のありがたさを知ったと健気に話していました。 彼女たち高校のコーラス部は、毎年のコンクールがなくなり発表の場がなく、あるお祭りで3年生は最後のステージに立ちますが お祭りで、舞台もなく 懸命に歌う声を収めた録音には、話し声や笑い声が混じります 映画のあと、映画を撮られた方のお話で その笑っている人は、被災地をすでに人ごとと思い忘れ、傍観している私たちではないのか?そう感じてそのまま録音を使ったと言われていました たくさんの人が亡くなった防災庁舎の前で記念写真を撮り、「チーズ」といいながら微笑む光景…違和感を感じます 人の心に寄り添うこと 想像力を働かせて辛さを分かち合うこと 同じ日本人として、引き続きできる支援をしていきたいと、中国の少女が気づかせてくれました 上映会、中学生や高校生にぜひ見せたいです |