法律は整備されても
現場は休めない現実
日本は変な国
今日もまた、ノロウイルスによる集団感染が報道されています。 もう、毎日のようです。 報道されない小さな事業所もあり うちの関連でも、出た と耳に入っています。
今日は死者もでたらしい。 健康な人なら大丈夫でも、高齢者は罹患すると危険です。
ココまで猛威を振るっていても 押えられないノロ。
潜在するウイルスを検出するには 検便しかないのだけれど
給食業、たいがいは月に一度の検便を義務付けられているはずです。 冬は月に1度、夏は月2度。 これは、普通の食中毒に対応したものなので 夏場の方が回数が多いわけです。
ノロは、この普通の検便では検査できません。 普通の検便は耳かき1杯程度の便で検査しますが ノロは特別、小指の先程度が必要で、違う検査になります。
もちろん検査費用も高いと思う。
私たちも、下痢などの症状が出たら、自分の判断で検査に出します。 容器も配布されていて、会社に連絡して送ることになっている。
でも、実際は、これでは遅いわけだ。。。。 ウイルスを持っているのに発病しない場合も多いのです。
せめて定期検査を ノロ対応にして 月に2回程度、チェックできるようにすれば ずいぶん防げるように思います。
こういう費用に、公金を使って欲しいとおもう。 いくらかの助成で、企業に定期検査を促し、 感染している従業員の出勤を停止する。
それでも完全とはいえないけれど せめて高齢者や児童の施設には そんな対応必要でしょうね。
実際には、うちのように小さな事業所では 調子が悪くてもすぐに休めないのが、給食。 無理せずあっさり休める体制作り・・・ 会社はそこまでやってくれませんが、 一応、口では休んで検査と言います。 実に現実的ではないのだ。。。。。
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