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2014年12月25日(木) 
『月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話』(宇江佐真理:著/文春文庫)を読みました。
 
まずは出版社の紹介文を引きます。

江戸の大火で別れて暮らすことになった髪結いの伊三次と芸者のお文。伊三次の色恋沙汰、お文の父親のこと、八丁堀純情派に屈した本所無頼派のその後…。長女・お吉が誕生する頃の、語られることのなかった十年を描く傑作長編。大人気シリーズ、初の書き下ろし!

 

シリーズ第11作。これまでの連載でぽっかり空いていた10年間をふり返るかたちで語られる心温まるエピソード。少々書き急ぎ感が目につくが、宇江佐さんは登場人物一人ひとりをいとおしむように語っている。宇江佐さんの心情を思えば文句をつける気にはならない。心温まる物語をありがとうございました。
 
 
 
 
 
 

閲覧数463 カテゴリ コメント2 投稿日時2014/12/25 00:50
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2014/12/25 19:23
    かわいい孫に、お月様、誰のものでもないなら
    自分のものにしていいかと聞かれたら
    いいよと答えてしまいそうな私です
    次項有
  • 2014/12/27 23:09
    > きやちゃんさん

    早くもお孫さんがいらっしゃるのがうらやましい。
    次項有
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