昨日、姫路市で推進計画検討委員会がありました。 http://www.city.himeji.lg.jp/koho/press/_18144/_193…20403.html ご縁があって委員に任命されましたので、出席しましたが、今までに構築されてきた計画案と各委員さんのそれぞれのご意見など、大変勉強になりました。 ただ、姫路市として、高齢者の生涯現役のために、行政が取り組むべき課題などをまとめられていましたが、 私は、元気な高齢者が、どんどん増える中で、やりたいことがいつまでもできたり、行政から暮らしやすい社会をつくってもらうというよりも、豊かな社会づくりのために、もっと社会の担い手として、社会貢献していただくことが大切ではないかと発言しました。 現在の貨幣経済至上主義の社会づくりの担い手だった高齢の方々は、物資の豊かさは実現していただいたかもしれませんが、心の豊かさづくりは、後回しにされてきたような気がします。 不登校やニート・ひきこもりの若者が増えています。 学校や職場でのいじめなどが原因ともいわれていますが、それらは、昔もあったことです。今、増えている原因は、きちんと子供を育てられない親が増えているからだと思います。でも、そういった「親」に育ててしまったのが、今のおじいちゃん・おばあちゃんなのです。 本当に豊かな社会づくりのため、今の子供たちが生まれてきてよかったなあと感じ、自然のままで、子供に未来を安心して託せる社会づくりのためには、何が必要なのでしょうか? 私は、高齢者が「仕残したこと」、「しなければならないこと」は、まだ、たくさんあるような気がします。 それらの課題に、若者と一緒に取り組んではじめて、「生涯現役」な生活と言えるのではないかと思っています。 |