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2008年08月25日(月) 
先日、とある方から「一度会ってほしい女性がいる」と電話をもらっていたので、仕事の合間にお茶飲みついでに出かけて行った。

って文章にすると、お見合い的になってしまうが、全くそういうのではない。(^-^;

僕より少し若いその女性、現在は某企業で派遣労働者として働いているのだが、彼女の話というのは自分の問題ではなかった。

職場で若者たちとともに働き、交流する中で、不安定雇用が生み出すワーキングプアやネットカフェ難民といった社会問題だけでなく、最近よく出てくる「誰でもよかった」的事件に結びつくようなことを感じることがあるらしい。

最近では、派遣労働の組合もできてはいるが、たとえば組合費を払ったり、そこに参加したりして自分の置かれた状況を改善しようというパワーも余裕もない人が多いのが現状ではないだろうか。

まぁ、制度的なことは別にして、彼女曰く、20代30代の労働者のネットワークを政治色抜きで組織し、ある意味助け合いであったり、支え合いであったり、心のケアなどもできれば・・・ということだった。

最近、過度のストレスから壊れてしまった僕の友人の例を見ても、労働形態だけが問題ではなく、いろんなものを抱えてしまっていたり、吐き出す場も機会もなかったり、その手段すら思いつかない人も多いのではないかと思える。

そういう意味で、場や機会が生まれることはとてもいいことだと思う。

これまで、誰かからの個人的な相談といえば、とんでもないトラブルをなんとかできないかなど、ブログのネタにもできないややこしいのが多かったが、今回は大きなテーマに取り組みたいという熱き相談。

って言っても、僕に何の手伝いができるかは微妙なところではあるが・・・・(^-^;;

この動きを新たに起こすとなると大変な作業だし、ひとつ間違えばとんでもなくヘビーなものを背負うことになりかねない。
まぁ、その結果や実現性はどうであれ、一労働者の中にこういう熱き志を持つ人がいるということは、まだまだ現代ニッポンも捨てたもんじゃないなって感じた日曜の昼下がり。

ワッフルがとても美味しかった。

閲覧数1,267 カテゴリ日記 コメント10 投稿日時2008/08/25 21:35
公開範囲外部公開
コメント(10)
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  • 2008/08/25 22:41
    嫁の実家で、義父と話してたことだけど。

    嫁「給料が少ない」

    オリ「贅沢言うな」

    義父「今の若いもんは仕方ない・・・」

    40数年前のことを思えば、ビデオもなければ携帯も無い、今の収入から携帯電話代、ビデオレンタル代、車の維持費を考えると収入は少なくない、支出が多すぎるんだよと、オリ・・・

    欲は遥か↑、収入は→。

    ライフスタイルから見直さないと駄目だね。

    携帯持ちたくないけど、携帯が無い生活が考えられない(T_T)
    次項有
  • 2008/08/26 01:53
    うん。彼女自身もだいぶ疲れてるね(溜がなくなっている)
    みんなの為でもあるが自分自身でもあるよ。

    彼女自身もそういう連携というか、繋がりを求めてるよ

    決して強くないよ、彼女は。

    と、私は思った。
    次項有
  • 2008/08/26 06:39
    閏虎さん

    たしかに。見直すべきところの有無さえ気づかないってケースも少なくないですね。
    次項有
  • 2008/08/26 06:47
    オジャルさん

    正解!です。
    疲れているからやれることもありますが、いずれにせよ何かアクションを起こそうって事自体、大したもんだと思います。
    僕なんて疲れるたびに貝になりたくなる今日この頃ですから…。
    次項有
  • 2008/08/26 07:18
    大変重要なポイント、この問題に取り組むことは社会的意義も大きいと思います。

    労働組合は、団体交渉、争議などを使用者に対して行う手段であるとともに、実は、相互に交流するコミュニティの側面もあって、精神的な支えになる場合も多かった(現在もなお)のではないかと思います

    ひょこむの中にも、NPOという生き方、コーディネーターという個人スキルを生かして職業とされている方もおられ、
    非常に強力な個性で、支援の必要ない人もおられれば、悩んでおられる人もあり、
    常々(個人的には)、共済、相互に悩みも話し合える互助組織が必要かなと感じています

    掛け金が高くなっても、また時間もかけられないとすれば、SNSを活用することが近道かもしれません。
    次項有
  • 2008/08/27 02:06
    クトちゃん

    勇気付けられるコメントありがとうございます。
    そうですね。無形・精神的に支えあえる仕組みが必要だと僕も思います。
    需要が高まったというか、本来その機能を持っていた社会機能が低下しているというか・・・。
    SNSもその機能を十分に補うと思うのですが、キーボードを触れない人たちもまだまだ多く・・・・。
    できるところからボチボチってことで話してみます。
    次項有
  • 2008/08/27 11:10
    で、具体的には俺たちに何かできる事があるのかな?

    一つは、彼女の考えを一人でも多くの人に知ってもらいたい、理解してもらいたい。でしょうから、そんな機会を作ってあげる。繋がってあげるくらいかな・・・?

    その事については、ひょこむに参加するのも良いと思います。

    例のネットカフェ難民に関する15万円に融資にしたって、私から見れば、この問題に関し、制度の不備は感じられるが、やっと1億円の予算がついたことを嬉しく思っているのです。皆様は金額の問題じゃないと言われるでしょうが、一政治家の事務所費等の使い方に関するあやふやな物に対する支出に較べたら・・・なんてことを思ったりもしています。逆に、ひょこむ内でも融資をしたって彼等は返済しない等の発言が多かったことに、驚きを感じました。
    が、ひょこむに参加され融資される側からの正直な気持ちや、制度の不備に関する指摘を頂くことがこの問題を共有して対処も考えていけるのではないかと思います。

    正直言って、ひょこむに参加したからと言って、この問題が解決される訳ではありませんが、彼女には、より多くの人との繋がるを持つことが、今は重要と考えます。


    またここで、「全体公開」されているひょこむブログをご紹介しておきます。

    http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=48407
    次項有
  • 2008/08/27 17:27
    オジャルさん

    今、工事待ちらしいので、完了したら招待しますね。

    いわゆる「格差」問題って、人それぞれ、自分の状況によって意見はまったく違いますよね。今の時代、この社会の中で自分以外のことを知らなくても生活できる、生きてもいける。でも知っておくべき。他者の実態や考えにも触れる機会を持つべきだと僕は思います。
    そういう意味で、ひょこむがいい機能を果たせると理想的なんですけどね。
    次項有
  • 2008/08/27 18:10
    我が国は新自由主義を採用したわけだが、
    将来に夢も持てない自由主義なんて、あかんよな~。

    このままでは、格差主義やんか
    次項有
  • 2008/08/27 18:32
    小泉竹中路線の新自由主義の中身の多くは結果的にfor USA、for 経団連ですからね・・・・。
    次項有
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