> こたつねこさん
なぜか「つながりをあえて活かさない」さびしい社会になっていっているという面もありますね。
よりよい社会づくりのためにも「ひょこむ的発想」を広めましょう。
本来あるべき「つながり」の回復を目指して。
アメリカでは昨日発表分だけで6万人が職を失い、失業率も7%を超える異常な事態に陥っていると言う。 日本では1人12000円渡して景気対策なんてのんきな議論をお江戸で繰り広げているが、昨年の予想をはるかに上回り(8倍以上)、今年3月には40万人が失業するというシャレにならない状況に陥っている。 派遣・請負の失業数が今回の不況報道で目立つことから、ワイドショーでは「仕事はあるのに職業を選んでいるから」的ないい加減な発言をする人がいたりするのだが、 派遣・請負“だけ”で40万人の失業という異常さを深刻に受け止めなければいけない。 企業の倒産数もかなりの勢いで増えているが、倒産・失業の影でなかなか表には出ない個人事業など小さい規模の商いへの打撃の深刻さ。 よく「中小企業への景気対策」 という言葉があちこちで使われているが、この「中小企業」というのは中小企業基本法の定義では 【製造業、建設業、運輸業その他】 資本の額(資本金)又は出資の総額が3億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人 【卸売業】 資本の額又は出資の総額が1億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人 のことであり、その対策は残念ながら小規模な零細企業や個人事業主を対象としたものではない場合が多い。 で、話を戻すと、 昨年の燃料高騰、原材料高騰で多くの小さい規模の事業主さんたちが悲鳴を上げ、一部不況対策の緊急融資を受けることができたとしてもなお、危機的な状況に変化は無いと言う人も決して少なくない。 そんな中、廃業に追い込まれる事業者も後を絶たないわけだが、極度の経営不振に陥っているケースや実質的失業状態にある小規模・個人事業主、その予備軍も数に入れると、 さらに恐ろしい数になるだろう。 不況が深刻さを増すにつれ、消費は冷え込み始めている。さらにこのさきに見え始めた消費税増税の具体化で余計にその冷え込みは増す恐れもある。 姫路市では年明け早々に姫路市緊急経済対策本部が設置され、これからいろいろな対策が打ち出されるのだと思うが、 地域を守るためには地域の産業を守ることが不可欠なはず。 ぜひ ぜひ ぜひ ぜひ 地域の根っこの中小零細にもしっかりと目を向けてほしいものだ。 昨日の夜、僕が所属する団体でも不況対策本部の開設が決まり、地域の元気再生に向けた底辺からの奮闘が本格的にスタートする。 その一環として、第6回「姫路元気夜祭 魚町塩町スタンプラリー」や昨年も開催した「商売元気フォーラム」も計画中。 さて、今年の春は忙しくなりそうだ。(しかし仕事は下手したら反比例かも・・・・ヤバイヤバイ) いろんな意味でがんばりまっせ~! (^-^; |