平成23年10月29・30日の2日間、兵庫県豊岡市城崎町で山陰海岸ジオパーク国際学術会議「城崎会議」が行われました。「地球科学とツーリズム~日本海形成に伴う多様な地形・地質をツーリズムにどう活用するか~」をテーマに、専門家による基調講演や研究報告が行われ、約120人が参加しました。基調講演では、「アジア太平洋ジオパークと地域の持続可能な発展を促進するための役割」と題し、APGNコーディネーターのイブヒム・コモオ氏が、ジオパーク発展のためには、いかに地域を巻き込めるかがカギだと語られました。また、上級ジオパーク専門官の楊家明氏は、一般の人にジオパークを知ってもらうために香港ではどのような活動を行っているかを具体的な事例を挙げ報告されました。2日目は、実際に山陰海岸ジオパークで現地見学会を行いました。
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