ご挨拶には
このたびの森と水、自然の恵みからの“作品群”の撮影地は、深山幽谷には至らない奇勝絶景でもありません。が、早春から晩秋にかけての季節の光の中で、そこにあった峰々や樹林などの彩色をゆるりと楽しみ、穏やかな空気の流れなど実感していただければと期待しています。とあり、さらに、各地の山や森に残された掛けがえのない自然が、これからも大切に保全・継承されるよう強く願っていますとも書かれていました。
京都や滋賀、福井、長野などの他、秋に台風の被害を受けた紀伊半島や十津川山中の写真もありました。そこにある景色も人の暮らしも、平安であれと祈る気もちです。解説いただいた最後は兵庫県の稲美町にあるため池の写真でした。
撮影地は足場が悪いところもあり、奥様が三脚を渡されるなど、内助の功があればこその写真撮影のようです。
神戸に行かれたらご覧くださいね。
大鳥 裕士 写真作品展 「森そして水の風景」
12月15日〜25日11時から19時(最終日17時)
元町カルチャー倶楽部6階