「北下台」を「きたしただい」と読むのは館山人素人。
「ぼっけだい」と読むから面白いですね。 業務の関係で、午後から城山周辺を見て回りました。 最初に行ったのは、城山の北にある小丘で、北下台(ぼっけだい)と呼ばれているところです。 明治大正の頃は館山公園と呼ばれ、景勝地として親しまれていたらしい。 頂上には金刀比羅神社の他、明治水産業の先覚関沢清明の碑をはじめ、順天丸・坂東丸の殉難碑など水産業に因んだ数多くの記念碑が建てられています。 鏡ケ浦を見下す位置(現在は“くさぼっけ”⇒まさか「草北下」って書くんじゃないだろうな。)には、大正6年に航路標識として建てられたという正木燈も残されていました。 灯火は1951年に廃止されていますが、港湾法ではこの正木燈を基点として半径約3kmの範囲が館山港と指定されているらしい。 狭いエリアなんですが、これほど多くの隠れた資源があったとは...。恥ずかしながら知りませんでした。 |