昨日のブログで、「西二階町に畳300畳を敷いた大忘年会!」に対して不満を述べたのだけれども、僕自身がよくわかっておらず、ついこのイベントが西二階町が主導だと勘違いしていたために、特にしもさんにご迷惑をかけたことは謝りたいと思う。その後、各方面でお話を伺い、ようやく全貌が見えてきたのでお知らせしておこうと思います。
まず、このイベントの主催は、「夢!元気!ふれあいまつり実行委員会」で、大代表は市商連会長、ぼうしや薬局の松岡氏であるということ。そして、そもそもは「みゆき通り」でやるつもりだったが、警察からの許可がおりず、西二階町ならということで、西二階町商店街は急遽、協力を要請されて手伝うことになったということ。(この一文は、また聞きなので訂正があれば教えてください)また市商連が先年視察に行った佐世保市の商店街が商店街自体を使ってパーティーを開いたり様々なパフォーマンスをしており、われわれも似たようなことができないだろうかと考え、市商連の中から選ばれた方々が街角フォーラムと題して取り組まれたということがわかりました。そして警察の許可が下りたのが、1週間前であり、告知が十分にできなかったこともわかりました。
けれども、これがわかった上であえて言わなければならないのは、このイベントに我々の地域である城南校区は一切関わっていないという事であり、このイベントの趣旨が伝わっていないことです。あくまでも試験的な試みであるなら、尚のこと皆さんの理解が必要であったのではないかと思います。現在の状況を見ると、このイベントは内々の皆さんが楽しんでいただければいい、忘年会であるとあります。普通に考えれば、天下の公道で一部の人間が宴席を張っていいのかという意見が出ない筈がありません。このイベントを知らされなかった人々から見れば、尚のことかと思います。天下の公道を占有するには万民が納得する公益性がないといけない筈です。そのためには時間がないという言い訳は通用せず、根回しが完了し、みんなが納得する告知が行われない公道でのイベントはするべきではないと思います。おそらく今回のイベントでは西二階町や校区、警察にもクレームが入ると思います。警察は、これを口実に民間の公道の使用許可を出さなくする口実とするかもしれません。
あと、この参加料は何に対してかかるものなのかが明確でないことです。僕は23日に「豚の丸焼き」を断念したのですが、出席者が少なかったことも原因のひとつですが、公園というパブリックスペースで会費をとってイベントを行うのにあたって、招待を受けなかった人の不公平感を解消することができなかった事にあります。参加料を払った人だけがブースでものを買えるのか、畳に座ったら2000円かかるのか、通りがかりの人が席に呼ばれたらどうなるのか、あまりにも思慮が浅すぎるのではないかと感じます。
さらに公道に畳を敷いて酒を飲むという行為が子供たちの目にどう写るかも心配です。これではコンビにの前に座り込んでパンを食べている中高生と同じではないかという懸念です。これは唯一、祭りの時に許された行為であり、花見の時ですら、こんな恥ずかしいことはしないでしょう。楽しいと正しいは違うのではないですか。
むしろ今回、準備時間がないにも関わらず、強行したことは、各所に様々な問題を起こし、本来の目的であった公道を使った商店街新興のイベントがやりにくくなるように思えます。外から見ているとイベントをやってみるという手段そのものが目的となっているような気がしてなりません。今からでも、できるだけ多くの人たちに、このイベントが公道を使用したイベントを行うための実験であることを伝える必要があるのではないでしょうか。