今から20余年前、現代版「銀の馬車道」である播但連絡道路建設のため朝来市生野町に建設事務所がありました。
当時、そこの事務所には所長以下30名前後の職員が道路建設のため勤務。
私は用地課の若手職員として日夜家屋の立退き交渉に奔走、工事の監督監理、庶務と
他の職員も冷え込むプレハブ事務所で夜遅くまで職務に精励していました。
その後道路も開通、事務所は閉鎖・解体されて跡形もありません。
しかし当時道路建設に従事した職員が定年退職をする時期に当時のメンバーが集まり、退職者の送別会を開催しています。
思い出話に花が咲きます。
道路建設という共通の目標に向かってそれぞれが持っていた熱い思い。
20年以上経ってもその気持ちは変わりません。
苦しかったこと叱られたことも、「そんなことがあったなあ」と20年の月日がいつか笑い話に変えてくれます。
昨日はその送別会がたつの市御津町綾部山梅林のそばの旅館でありました。
退職される3人の方々、これからもお元気で活躍ください。←御津町新舞子海岸からの夕陽