というのが、本日、千葉大学で開催され、代休を取って参加して、先ほど帰ってきました。
「通信と放送の融合~新たなコミュニティメディアの可能性~」というテーマでした。 情報化に関する国の最新の動向や桐生のコミュニティFM開局や佐倉の様々な媒体を使った(メディアミックス)情報発信「すたっと」の取組みなど、地域の事例など盛りだくさんで、たくさんのヒントも得られました。 なにより、各地域・各方面でがんばている人たちと話す機会があったのが良かったです。(おかげで、千葉発21:30の最終のバスになっちまった。) で、フォーラムの中というよりも、いろいろな方との懇談のなかで聞いた、妙な話ですが....。 今のところ、どうもこの南房総地域(~御宿にかけて)、2011年の地デジが危ういらしい...。 ご承知のとおり、2006年から都市部を中心に始まった、地上波デジタル放送。現在は、移行期間ということで、これまでのアナログ放送も並行しているのですが、2011年7月24日0:00をもって、アナログ放送は全国一斉に中止になります。 で、妙な話というのは、南房総地域で、2011年7月24日までに地デジが間に合わないらしいということでした。 某千葉テレビ関係の方によると、地デジ用の施設を作るために莫大なコストがかかるため、人口が少ない割りに地形が複雑なこの地域に対し、NHKや民放が投資したがらないとのことで、現時点ではまだ、どのルートで中継するのがいいか調査の段階とのこと。 また、千葉大教授でNHKの経営委員や総務省関係の審議会の委員を歴任している方によると、全国で地デジをカバーするには、20,000箇所の施設(鉄塔)が必要になるのだが、うち800はメドがたっておらず、南房総地域もその中に入っているとか。 ちゅことはどういうことになるかというと、最悪、2011年7月23日23時59分59秒をもって、テレビが見られなくなる可能性があるということです。 「最終的には国がなんとかするかもしれない」「衛星を使うかもしれない」と「~かもしれない」の答えしか得られませんでしたが、もしそんなことになったら、大変なことです。 |