今日、業務上の研修が午前中にありました。
一つ一つの事業を見直して、自分が常識と思っていた業務が実は他者から見ると非常識であったりとかの議論を通じて、業務の仕分けをするものです。 講師は神奈川県のいくつかの市の、財政部門経験者の方々。(つまり同業者ですね。) よその県や市の担当者とのこうしたやり取りは、時には感情的になることもあるので、それぞれ弁の立つツワモノです。 で、昨日から館山入りしていて、昨晩はこちらの仲間と夕食を共にする機会を得ました。 とにかくパワーのある方々ですので話は尽きないのですが、そのなかでこんな話が。 神奈川県厚木市。人口20万人ほどの都市です。 SONYや日産などの大手企業が集積しているため、市のおサイフは豊かです。 ここでは、子どもが生まれると、世帯の所得とかに関係なく1歳になるまで紙オムツを無料で支給しているとのこと。(税金でね。) いや~、なんとも大盤振る舞い! 「そんな大盤振る舞いあるはずがない!」という思いは、自分では常識と思ってましたが、確かによそでは非常識だったようです...。 でも、新生児を抱えるご家庭からすれば「これぞ、まさに地域間格差!」と思うでしょうねぇ。 「なぜに同じ税金を払っていて、享受するサービスにそんなに差があるんだ!」と..。 で、笑えないのが、実際に申請があると担当者が業者に電話して、オムツを各家庭に配送するらしいのですが、その都度届けるのは効率が悪いので、ある程度まとまった数量を届けるんだそうです。 そうすると置き場に困った家庭では、それをYahooオークションに出点している人もいるらしい...。 皆さんから見ると、これって正しい税金の使い方? |