今日は、神○小で開催された、放課後子ども教室の見学に行ってきました。
全校児童、僅か22名の小さな学校ですが、参加者は18名とものすごい出席率です。 1年生~6年生までの18名が、図書室(兼パソコン室)に集合。 まずはそれぞれ宿題を片付けてから、今日は天気が悪く校庭に出られなかったこともあり、ビデオを見たりパソコンをやったりしていました。 保護者の方々が交代で面倒を見てくれるのですが、こちらも皆さん積極的に協力してくれて、子どもたちも上級生が下級生の面倒をみたりと、小さな学校ならではの光景です。 で、子どもたちの活動を見て回っているときに、「先生(先生じゃないけど..)、ボクこの本が好きなんだよ」とある5年生の男の子に呼び止められ、本を見せてくれました。 驚くべきことに、その本の題名はなんと「白州次郎」。 白州次郎は、吉田茂外務大臣の要請で終戦連絡事務局参与となり、GHQとの交渉にあたり、GHQに対して卑屈な官僚や政治家の中にあって、唯一筋を通し一歩も退かなかったため、GHQをして、「従順ならざる唯一の日本人」と本国に連絡せしめた日本人。 「随分難しい本を読んでるんだね。前に『その時歴史が動いた』でもやってたよね。」といったら、「漢字が読めなくても前後の文章で意味が分かります。『その時歴史が動いた』もビデオに撮ったのを何回も見てます」だって。 ムム、おぬし、ただ者ではないな! なんともすごい5年生が、この小さな学校にいるもんだ! |