今週、東京から泊りがけで、あるお客様がいらっしゃる予定なのですが、その際にウミホタルを観ていただこうと、観光マイスターの三瓶さんにお願いしたところ、ご快諾をいただきました。
そのために、事前にウミホタルを採取しておかなければならないのですが、昨晩は前日の「春一番」がウソのような、穏やかな天気。 気温も暖かく、絶好のウミホタル採取日和で、三瓶さんのご指導を受けながら、「ウミホタル採取体験」をしてきました。 仕掛けはいたってシンプルで、インスタントコーヒの空き瓶のふたの部分に8~10mm程度の穴を数箇所あけ紐を付けたものの中にエサになる小魚をいれ、海に投げ込むというもの。 10分程度たってから引き上げると、中にウミホタルが入っているという仕組みです。 この時期はなかなか取れないとのことで、最初は一瓶1回あたり、2~3匹程度でした。 それでも、この仕掛けを10個ほどご用意いただき、7回ぐらい繰り返して、100匹程度採取することが出来ました。 待っている間、夜の海がとても気持ちよかったです。 聞こえてくるのは波の音だけで、夜空は満天の星空。なんともリッチな空間でした。 ウミホタルのマリンブルーも何回見ても神秘的な色です。 ただ昨日は暖かかったので特別。普段、この時期は凍える思いで採取されるとのこと。 「ウミホタル鑑賞会」と簡単に言いますが、ウラには、大変なご苦労があることを改めて認識しました。 これを、10年も続けてこられた三瓶さんには、本当に頭が下がります。 ウミホタルも三瓶さんも館山の宝です。 |