先日、兵庫県立大学でゲスト講師をしました。
コミュニティチャンネルの研究をされている兵庫県立大学環境人間学部の宮本先生が、佐用チャンネルの番組を研究するため来佐され、話の成り行きから地域コミュニケーション論のゲスト講師に招いてくださいました。
授業では、佐用町が取り組んだ光ファイバ事業の内容から、活用までを話し、佐用チャンネルで、皆さんの笑顔を伝えたいという私の思いを伝えました。
情報化過疎地脱却を目指し、佐用町ではH18年度とH19年度で全町域に光ファイバを敷設しました。その要因は
①テレビ放送を見るために佐用町内の8割の地域が、共同受信施設を設置していたこと。地上デジタル放送を見るためには、それらの施設の改修が必要だったこと ②FMラジオ放送がほとんどの地域でNHKしか受信できなかったこと ③インターネットではADSLが整備されていたが、満足な速度が得られない地域があったこと でした。
この光ファイバの活用を目指し、インターネットTV機能を設けた地域SNS「さよっち」を開設し、ケーブルテレビでは佐用チャンネルの放映を開始しました。佐用チャンネルでは、地域の人が制作した住民ディレクター番組やまちかどカメラマン番組を放映しており、地域の人が制作する番組は出演者の笑顔がすばらしいことを伝えました。
そこで実際に、生徒さんにビデオカメラを渡し、授業で映像を撮影して、番組制作を行いました。その時の制作映像をアップします。
どんな映像になっているかお楽しみに。
映像はこちら → http://sayo-chi.jp/tv/movies/view/2268 |