芸文遠いので行った事ないんです。
行きたいな~
佐渡さんも好きです。
8日の土曜、兵庫県立芸術文化センターで 1月のマーラー、4月にチャイコスフキーにつづいて 佐渡さんと芸術文化センター管弦楽団を聴いてきました。 曲目はラフマニノフ、ピアノ協奏曲第3番。 ピアニストは及川浩治さん。 4月のチャイコフスキーでは、 隣り合わせたひとが、 はじめ、旋律に合わせて、白い指先で踊らせていた。 最終章では、気のせいか、感動の余り、すすり泣くような感じ。 とても、羨ましく思った。 だから、この2ヶ月、CDでみっちり“予習”。 (※ アシュケナージ+プレビン、ロンドン交響楽団) これまでになく、劇場の感動を共有できました。 舞台の中央で及川さんのピアノが、 東欧を連想させる大地に壮絶な戦いを挑み ときには息づかいも荒く、疾駆し、圧倒的なパワーで席巻し、 また、孤高にさまよう役を、 そして、管弦楽団は、かれを包み込むように、 寄り添い、ときには拒絶する大地や大河の役を演じる。 佐渡さんの全身表現にしたがって、、、 からだが聞き覚えた旋律を ヴァイオリンの一群が弓で空を突いたと思えば、 ビオラ、チェロ、コントラバスが、体を靡かせ、 舞台から分厚い音色を立ち上がらせる。 みんな、黒を基調とするけど、 すこしずつ異なるコスチューム よく見ると、みんなおしゃれなんだ。。 もちろん、それぞれの人の顔かたちもとてもよく見える。 バイオリンのクリストフ・ブロスさん ヴィオラの吉瀬弥恵子さん、チェロのフローラ・カムツェットさん、 パーカッションのエリック・パケラさん そして、なにより、 フルートの大柄だけど可愛い感じのニコリーヌ・ピエルーさんと 性格俳優のおもむき、ザビエル・ラックさんが気になりました。 もちろん、佐渡さんですよね。 CDを聴くこととは、まったく次元の違う世界。 コンサートは、舞台芸術(パフォーミング・アーツ)。 いま、この瞬間、舞台の上で演じられるパフォーマンスを “観る”、“聴く”、“肌で感じる”ことなんですね。 と、きっと、音楽ファンにとっては、 至極当たり前のようなことを痛切に感じました。 ラフマニノフの2番と3番は、“土”のかおりがして好きです。 今回が、はじめてのご出馬となったオクサンも、 予習が効いて、満足したみたい。 帰りのくるまの中で、ボソッと“佐渡さんが良かった。”って。 よかった。。。 さっそく、今日の午前中、1月の先行予約をしてくれました。 土日はあっという間に完売で、金曜の4階千円席だけど、 たのしみです。 ブラームス交響曲4番をさがしてこよっと。 そうそう、シベリウスの交響曲2番の“復習”をしなくちゃ。。 【芸術文化センターのこと(2007.2.22ブログ) ⇒http://sns.e-hiroba.net/blog/blog.php?key=8496 】 |