昨年、第11回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した 緒川怜さんの小説です。 受賞作の「霧のソレア」も読んでいましたので期待を込めて...。 以下ネット上から抜粋 取調室で被疑者死亡事件を起こした男性刑事、瀬川文秋。物心つく前に親に捨てられ孤独に生きてきた女性刑事、功刀沙矢子。二人に与えられた極秘の特命、それは、十年前に起きたカルト教団集団自殺・連続爆破事件の捜査直後に依願退職し警察を去った、元公安警察官殺害事件の真相解明だった。メンツ、建前、他人への無関心、保身、事なかれ主義—。組織の論理に振り回され連続して起きる現場警察官の自殺。卑劣な捜査妨害を仕掛けてくる公安警察。悪環境の中、粘り強く捜査を進める二人だが、その真相は…。 ここのところ疲れが溜まってしまってしまって、毎日少しづつきりの良いところまで読み、昨晩ラストまで読み終わりました。 映画を1本見たような気分で満足です。 |