「金の斧」ではありません。
「銀の斧」とも違います。
「金の臼」は木臼の工房の名前です。
今日の神戸新聞(養父には朝刊しかありません)に出ていました。
「森に響く、乾いた音 養父で伝統の木臼作り」
http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0002569825.shtml
ひょんなことから、この職人さん(才木さん)を存じています。
才木さんは覚えておられないと思いますが。
そのころはまだ先生(宮島さん)について修行中でした。
先日、他の新聞にもこの件が載っていました。
毎年このころになると、
宮島さんがモデルで同様の新聞記事が載っていましたが、
才木さんは2年前に宮島さんの跡を継ぎ、
ついにご自分の新工房を持たれたようです。
この地は、
養父市八鹿町岩崎(やぶし・ようかちょう・いわさい)と言います。
(間違えずに読めた方は手を上げて)
この地区が昨年度から兵庫県が取り組んでいる
「小規模集落元気作戦」発祥の地です。
臼以外の木製品も売っているそうなので、
一度覗いてみようかな。
地元に居ながら、
生まれてからまだこの地には行ったことがないんです。
というのは、行き止まりでどこにも抜けられないから。
知ってる方が3人いるのに。
今では見られなくなった臼作りという伝統を、
ちゃんと引き継いで守り育てていかれるというのは、
大変嬉しい話です。