大変な時代です。
私はしばらく戻れない(笑)と言われました
政府予算案が閣議決定後、公表されました。 http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan.htm 「命を守る予算」だそうです。 予算編成の3原則として、 ①「コンクリートから人へ」の既存予算の見直し ②政治家が考え、政治家が責任を持つ「政治主導」 ③予算編成プロセスの透明化 ディスクロージャーされた予算案がインターネットに踊っています。 事業仕分けで凍結と判定された兵庫県の目玉 スパコン、スプリング8、X線自由電子レーダー、スーパー中核港湾 などが見事予算復活を果しほぼ要求どおりとなりました。 そんななか、ひっそりと削減された予算がありました。 ○主党が政府要望した18項目の目玉 土地改良予算半減せよ。 その結果 農業農村整備事業 対前年比1/3に削減 ガァーン!! 頭を思いっきり殴られました。 思えば、平成8年わが村の初集会 通称 はったんかい 農地の区画を大きくして農業の近代化を進め、 生産性の向上を目指すため提案された 議案 北山のほ場整備の推進 農家22名の熱き期待を受けて採択されました。 あれから苦節15年 事業採択が平成16年台風23号の影響で1年延びたものの 待ちに待った工事、来年秋にはやっと着工の見込みがついた ところでの 国の予算削減 またしても着工が遅れそうです。 村民の気持ちを思いと心が痛いです。 継続地区については、 地方裁量で使える新交付金の手当があるようです。 地方のことは、地方で考える。 が実践されました。 農水省赤松大臣は記者会見で 削減された土地改良予算の関係職員は余るが、 生首を取るわけにいかないから配置転換する とおっしゃっていました。 http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/091222.html 農水省はあらたな食糧自給率向上を目指し将来展望の見える省 として、生まれ変わると締めくくられています。 http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/091225.html 太古の昔、弘法大師が唐から持ち込んだため池築造技術 で造られた日本最大のため池満濃池を始め、 江戸時代幕藩の財政を支えた新田開発や 国土を網の目のようにめぐらした40万kmに及ぶ 各地の農業用疏水の数々。。。 が走馬灯のように頭の中をめぐります。 いまや農業土木工事も大きな転機を迎えています。 |