雨です。
今日はお城の掃除 もうすぐ姫路城の優美な姿が覆われてしまうと思うと恒例の掃除も感無量です。 この春は姫路城に来場した観光客は空前の数であったそうです。 咲き誇っていた桜も今は落花盛んな時期となりました。 新渡戸稲造もその著書に書いているように桜は「その潔さ」をもって美しい。散り際が潔い。日本人の美意識というか感性を象徴しているように思います。
桜は一時期軍国主義の象徴とされました。戦中、軍部は桜の散り際の潔さをナショナリズムの高揚と戦争遂行に利用して前途有為の<a href="blog.php?key=14907&PHPSESSID=7ffe62182108267ee17502581c0d4363">多くの若者を特攻</a>という非人道的な作戦で南海の空に散華させました。
春と若さの象徴である桜にとっては全くもって迷惑千万な話です。<br /><br /><br />はからずも戦陣に散っていった若者に心から哀悼の意を表し、心穏やかに花を愛でる平和な時代に生まれたことを感謝し、これからも平和な世の中であって欲しい願うばかりです。</p><p> </p><p>どちらかと言うと私は散り際の美学よりしぶとく生きる美学を選択したいと思います。</p><p> </p><p>ふと春爛漫の4月のお城の掃除に参加して感じました。</p> |