フランスで精神発達検査(ビネー検査)が作られた時、 (小学校3年生の教室で、小学校1年生相当の子どもも一緒に教えることは無理。)
下の梅永雄二先生の話の中にも、出てきたことばだ。
2008年9月7日(日)■就労支援推進ネットワーク ★梅永雄二先生講演会
教室で 「お客さん」 のまま、放置すると、 「にげる、かくれる、さぼる」 を学習してしまう。
小学校6年間を 「にげる、かくれる、さぼる」 に費やしてしまった場合、 中学校の3年間は、新しいことを学習するためには、使われないことがほとんどだ。
つまり、 小学校時代に身につけてしまった悪しき習慣 「にげる、かくれる、さぼる」 を 取りのぞくためだけに、中学校の3年間は使われてしまうと言っても過言ではない。
たとえば、小学校で、次のような 「にげる、かくれる、さぼる」 を身につけた子どもが、
(1) 教室の勉強から 「逃げたく」 なったら、トイレに行く。 (2) 教室の勉強がわからないので、授業中は、いつも寝ている。 (3) 「やりたくない」 時は、床に寝転がって、てこでも動かない。
中学生になったら、見違えるように変わるかというと、そんなことは普通ありえない。
中学校の3年間は、 「にげる、かくれる、さぼる」 を取りのぞくためだけに使われてしまい、 新しいことを学習するためには、使われないことがほとんどだ。 |