__________________________ 4歳までの指導課題ができる:自立の基礎 9歳の指導課題ができる:実社会でも十分やっていける  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ これは、知的障がい児、自閉症児に限らず、すべての子どもにあてはまる。 『指導年齢がわかる 社会的自立のための指導プログラム』上岡一世著 1990年7月1日 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?ban…8-013907-3 の13ページに、次のように書かれている。 --------------- ここから ----------------- まず、4歳までの指導課題が完全にできるようすること を目標に取り組みます。 4歳までが完全にできるようになれば、自立の基礎はできたといえます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(下線:Rimbaud) 4歳が通過すれば次は9歳を目標に取り組みます。 9歳が通過できれば、実社会でも十分やっていける力が  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(下線:Rimbaud) 身に付いているといえます。 --------------- ここまで ----------------- 例えば、上記の 『指導年齢がわかる 社会的自立のための指導プログラム』の 「言葉」に関する指導課題は、次のようになる。 2歳: ・「いけない」ということが分かる(言葉-聞く) ・表情や身振りで依頼や訴えをすることができる(言葉-話す) 4歳: ・簡単な指示や説明を聞いて、できるだけその通り行動できる(言葉-聞く) ・簡単な伝言や要望などを言うことができる(言葉-話す) ・ロッカーやくつ箱に書いてある自分の名前を読むことができる(言葉-読む) ==== ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 自立の基礎 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑=============== 5歳: ・人の話を注意して聞き、分からないときは聞き返すことができる(言葉-聞く) ・身近な生活の中にある標識、看板を読むことができる(言葉-読む) ・ひらがなで書かれた短い文を読むことができる(言葉-読む) ・自分の名前をひらがなで書くことができる(言葉-書く) 6歳: ・教師や家の人に用件を落とさず、簡単な伝言ができる(言葉-話す) ・自分の名前を漢字で書くことができる(言葉-書く) ・お母さんと一緒に簡単な手紙文を書くことができる(言葉-書く) ・簡単な手紙文や日記を書くことができる(言葉-書く) 8歳: ・指示や説明を聞いて、さっさと行動できる(言葉-聞く) ・用件を落とさずに話をすることができる(言葉-話す) ・必要なことは要領よくメモに書くことができる(言葉-書く) 9歳: ・日常生活に必要な伝票、領収書、説明書などが分かる(言葉-読む) ・新聞、雑誌などを見たり、読んだりすることができる(言葉-読む) ===== ↓ ↓ ↓===== 実社会でも十分やっていける ===== ↓ ↓ ↓======== 10歳: ・必要な場合はメモを取ったりして指示や説明を聞くことができる(言葉-聞く) 11歳: ・用件を落とさずに要領よく話をすることができる(言葉-話す) |