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2008年12月16日(火) 
散 解
 

 


20年秋、佐用町作家会EarthWormは散解いたしました。

EarthWormとは、異質な諸構成要素の相互反射による他なるものへの、未来への生成の場--否、生成そのものとして創発(emergence)もしくは明在(explicate)してきた一つのフレームでありました。

従って、その相互作用がカオス的遍歴を経て散解へと生成したのならば、それもまた きわめて能動的かつ創造的な出来事であると思います。激しい流れの中に出現するのように、水の流れ相互の流速や温度や方向やその他様々な差異によって渦は突然現れ突然消滅します。

EarthWormというアモルフamorpheな渦流は自己同一性を持った実体へと一部で錯視され、目的的な硬化をはじめてしまったのかも知れません。ならば再びコヒーレントな状態へと、再び大自由度な「場」へと、新たな開始へとシフトチェンジし、真の多様性・多数性を持ったアトラクターAttractorを回復するまでです。

つまり真に在ったと言えるのは会を構成する一人一人が内在する創造への力(ベクトル)、常に相互浸透し合い流動変化しながら未来へと生成するポテンシャルなのです。「EarthWorm」とはそういう複数のベクトルの交点に付けられた名称に過ぎませんでした。ゆえにいつでも、幾度でも、私たちは新たに「場」を出現させることができます。いつかまたきっと、新たな渦として皆さんの前に姿を現すことでしょう。

数多くのご声援をありがとうございました。

また、関係各位の皆様には一方ならぬご指導ご協力を賜り、一同心より感謝しております。

ありがとうございました。

佐用町作家会EarthWorm代表 黒野丈治

 

 

 

 


閲覧数2,132 カテゴリ■佐用町作家会EarthWormの跡 コメント2 投稿日時2008/12/16 20:06
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