昨日5月8日、囲碁名誉棋聖の藤沢秀行先生が亡くなられました。
83歳になっておられたそうです。
小さいときから日曜日のNHK囲碁の時間をよく見ていた私は、
大変印象の深い先生でした。
本名は「ひでゆき」とおっしゃるのでしょうが、
普通は「しゅうこう」先生と呼ばれていました。
お酒(かけごとも?)の好きな先生で、
棋戦終了後のテレビの中継時には、
もう出来上がっていることころを何度か見ました。
解説の方が秀行先生ですから大目に見てくれるよう、
視聴者にお願いしてました。
それを聞きながら、私もそりゃそうだと納得していました。
囲碁界から豪傑が一人消えたことに、
大変寂しさを感じます。
多くの若手を育てて、
囲碁を世界レベルに広げるきっかけをおつくりになったことも、
敬意を表します。
囲碁は日本の伝統文化の一つではありますが、
同時にその歴史から、中国、韓国などとの共有の宝であり、
欧米との交流の架け橋です。
囲碁界が今国際的になっていることに、
秀行先生の貢献は大きなものがあると思います。
後代を育てるということは、その世界の一流の人にとって、
非常に重要なことだとよくわかりました。
今後の日本囲碁界がますます盛んになることを期待しています。
へぼのつぶやきでした。失礼。