自分の中で怠惰な欲望が起きた時や困難に遭ってヘタってしまいそうになった時、靖国神社を訪れます。 偶々、東京に出張し、用務先が半蔵門だったのと帰りの新幹線まで時間があったので歩いて15分の所にある靖国神社に参拝しました。 大きな鳥居をくぐり、桜や木々に囲まれた緑豊かな境内に入ると気持ちが落ち着き神妙な心地がします。 靖国神社には愛する祖国、愛する故郷、愛する家族のために尊い命を捧げられた213万柱の英霊が祀られています。 神社敷地内にある「遊就館」という展示場には古代から近代の武具・兵器や戦没者の衣服・遺書・手紙などが展示されています。 家族を案じる深い情愛に充ちた手紙や若き特攻隊員の父母や妻に宛てた遺書を読むと自然と目頭が熱くなります。 私の母の兄は終戦5日前に異境の地フィリピンで24歳で戦死しました。 改めて今の我が国の平和と繁栄は英霊のお陰であると確信しています。 ただ、祖国の平和と家族の安寧を思い散華した英霊に応えるような国家や人間になれたかと問われると自分自身を含め甚だ疑問が残ります。 靖国神社の存在や参拝については何かと問題にされますが私は決して好戦的国粋主義的な人間ではありません。 この靖国神社を訪れ、自身を犠牲にし、祖国や家族のため散華した崇高な精神に触れることで自分自身の心がシャキッとなります。 そのために参拝しております。 参拝後にお会いする皆様へ 私がシャキッとした人間に変わっているかよーく観察してください。