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2011年03月10日(木) 
川止めで、木賃宿に逗留し、足止めを食っている若き侍、伊藤七十郎。

藩で一番の臆病者と言われる男が、斬れと命じられた相手は、派閥争いの渦中にある家老。家老が江戸から国に入る前を討つ。すでに対岸まで来ているはずだ。

川明けを待つ間、思いもかけぬ市井の人々との触れ合い、さらには降って湧いたような災難が続き、気弱な七十郎の心は千々に乱れるが......。
ひとびとのためにやると決意したのだ、と自分を叱咤した。たとえ、歯が立たない相手であっても、どんなにみっともない結果になろうとも、全力を尽くすのみだ。

七十郎は叫びながら刀を抜いた。「それがしは刺客でござる」。

(「BOOK」データベースより )




七十郎さんのファンになりました。シリーズ化されないかなぁ。

葉室 麟さんの本も読み倒してみたくなりました。

閲覧数1,114 カテゴリ コメント2 投稿日時2011/03/10 20:44
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2011/03/11 10:51
    ROMさん
    なんか奇想天外でしかもわびしそう
    次項有
  • 2011/03/14 15:52
    私もそう思って読み始めたのですが、心温まる話です。
    次項有
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