2013年6月11日 千葉県富津市民会館での研修 関係者の了解を得ていませんので、一部内容は差し控えます。 私の弟の利用先の施設法人の保護者・家族の組織の研修として、父兄の立場で参加。 親なきあとの問題 をテーマとして、千葉市内で手をつなぐ育成会の責任者をされた方をお招きしての講演でした。 実は家族や保護者に、成年後見のことを考えてほしいのが、この研修の目的のようでしたが。 私は成年後見に限らず、障害を抱える方々の人生設計について、本人と家族が考える機会でその手段として成年後見を使うという点を講演者から学んだのではないかと、理解をしました。 さて、講演者の話をざっと。 この方の親族は旦那さん、2人の息子さんで、長男さんは独立し、次男さんが知的の障害の方と紹介。 今から10年前に旦那さんが次男さんの後見人。理由は金融機関や公的な場所などでの次男さんの手続きで、本人確認などの細かい手順があるため、後見人の必要性を感じたことと、旦那さんの即決、講演者が所属されている団体さんの勉強会などを重ねてきたのがきっかけ。 その中でお小遣い帳や次男さんの本人ファイルを常に作成をしていること。 先般、成年後見の選挙権喪失の裁判をされた方と家族の方を存じていること。この裁判をされた方は人生の中で、学校入学、仕事先、そして成年後見制度で辛い思いをされたと話をうかがったこと。 特別支援学校の卒業前の進路選択、そのあとの進路先での就労・活動のおける当事者のサポート活動の話。 障害のある方と生活をしていくために、本人、家族がこれまでの経過とこれから先をどうしていくかを、よく考え、決断をしていくこと。 ざっと。頭の記憶に残っている範囲で。 質疑応答は私含め4人。 成年後見に関わる問題点で、制度が普及をしない現状、個人でなく複数・団体後見の必要性、講演者がやられた後見手続きなどについて3人さんが質問。 私は質問でなく、感想を申し上げました。 私の家族構成、父の他界となくなる前に残した言葉、 おめえたちが困らないようにやんなさい ということを紹介。その上で本日の講演者のお話は大変、家族として、ぐさりとくる内容で、障害のある私の弟のこれまでと、これからの人生がよかったのか、どうしていくべきかを考える機会になりました。 余談ですが。先週、別の組織の研修の講演で、講演者が所属されている団体の別の方の講演に参加。今回も同じ所属先の方のお話を続けて拝聴することができ、ありがとうございました。 講演者の方から、家族で特に兄弟姉妹との関わりについて、親と同じ役割を求めることが難しいこと点の話がありました。 記憶の中で書いてきましたが、今回の限定参加の研修の中身でした。 |