倉吉を出発し、三朝(みささ)温泉街を抜けたあたりで昼食。
旅行の楽しみの一つに、昼間から酒を飲めることが揚げられます。 ここは当然の事ながら、「一杯」でしょう。(運転手除く) 考えてみるとこの日は、朝、羽田空港で朝食のおにぎりを食べながら、生ビールを飲んだっけ。 ということで、ここでは「○○御前」(正式名称忘れました)を肴に、地元のにごり酒を頂くことに。 食事は、茶碗蒸し・刺身・てんぷら・ソバなど、ちょっとした宴会料理のような感じで、かなりのボリュームで豪華でした。 「かっー、やっぱり、昼から飲む酒はこてぇらんねぇや。」 1時間ほどの小宴会を終えて、鳥取を目指し、再度車中の人に。 途中、昼食が豪華すぎカロリー過多が気になりましたので、三徳山三佛寺に立ち寄りウォーキングを兼ねてお参り。 この「三徳山」、標高900mの場所にあり、山全体が国の名勝・史跡に指定されています。 また、麓から山腹に広がる天台宗・三佛寺は、山岳仏教の霊場として平安から鎌倉時代にかけて栄華を極め、今も多くの山岳寺院建築が残っています。 特に標高470mにある投入堂(なげいれどう)は、断崖絶壁の岩窟にはめ込まれたように建てられた平安時代の建築物で、本尊の木造蔵王権現立像と木造十一面観音立像など八体が国の重要文化財です。その昔、役小角(えんのおづね)が法力で投げ入れて造ったという伝説がその名の由来です。 そのほか納経堂や地蔵堂、文珠堂なども国重文になっており、現在、世界遺産にする運動が進められています。 なお、冬期は本堂までしか上ることが出来ず、例年だと本堂のあたりでも積雪1mはあるとの事ですが、今年は暖冬のせいでしょうか、積雪はゼロでした。 ただ、本堂までとはいうものの、石段の数が多く、また一段一段が高いので物凄い運動量となり、かなりカロリーも消費できたはず。足も痛くなり、日頃の運動不足を通関しました。 その後再び、鳥取を目指しますが、昼間からの酒と三佛寺の石段のご利益もあり、急激な睡魔に襲われ、いつの間にか意識不明となり夢の世界に...。 気が着けば鳥取市街地でした。 (つづく) |