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2008年09月14日(日) 
学級 という「集団」の中での 「個別支援」

(1)学級 という「集団」をよく知っている専門家

 次の3人は、学級 という「集団」の中での 「個別支援」
 の仕方をよく知っている。(自分で聞いてみてそう思った。)

 (A)阿部 利彦 氏(所沢市教育委員会 健やか輝き支援室)
 (B)水野 薫 氏(福島大学教授)
 (C)横山浩之 氏(東北大学病院 → 山形大学准教授)

(2)「集団」の中での 「個別支援」のよくある失敗

 (A)個別支援の必要な子どもに、教科担任あるいは、
  サブの教科担任、支援員がべったりはりついて教えるケース

  ほとんどの場合、大人が、まわりの子どもに、
  「あの子は特別扱いされている」と教えることになり、
  いじめなどの原因になる。
  (肢体や視覚の不自由の場合は、この限りではない)

  「集団」の中での 「個別支援」は、長くても1回10秒(横山浩之 氏)

 (B)目立つ子どもを教科担任が真っ先に相手してしまう。

  教室を走り回ったり、席についていない子どもを
  相手しまいがちであるが、
  子どもに担任が振り回されているのを見ている
  まわりの子どもたちが、この担任にそっぽを向きはじめ
  学級崩壊へと進んでいくかもしれない。

  最初に相手をしなければいけないのは、「まわりの子ども」
  つまり、教科書を読ませるなどの作業をさせながら、
  席につかないこどもを、担任が黙って、席につかせるなどをする。

(3)マンツーマンの 「個別支援」とは違う。

 家庭教師とこども、親と子ども、診察室の医師とこども
 検査室の心理士とこども、通級教室の担任とこども・・・・
 のようなマンツーマンの 「個別支援」は、
 「集団」の中での 「個別支援」としては、ほとんど使えない。

閲覧数689 カテゴリ障がいと教育 コメント0 投稿日時2008/09/14 20:12
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