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2009年07月30日(木) 
ことし4月からの2か月間に、アメリカで新型インフルエンザに感染し死亡した妊娠中の女性は6人で、全体の10%以上に上り、重症となって入院する割合も一般の人より高いとみられることが、CDC=疾病対策センターなどの調査でわかりました。

これは、アメリカのCDC=疾病対策センターとアメリカ各州の保健当局などのグループが医学雑誌の「ランセット」で発表したものです。

それによりますと、4月中旬から2か月の間に、アメリカで新型インフルエンザに感染して死亡したのは45人でしたが、このうち13%に当たる6人が妊娠中の女性でした。

また、流行が始まった4月中旬からの1か月間を見ると、感染が報告された妊娠中の女性は34人で、このうち32%に当たる11人が入院していて、入院の割合も一般の人より高くなるとみられることがわかりました。

研究グループでは、データは流行初期の限られたものではあるものの、妊娠中の女性が新型インフルエンザに感染した場合、深刻な症状を引き起こすおそれがあり、死亡例の中に妊娠した女性が多いのは、懸念される事態だとしています。 そして、感染した場合には、早期に治療を受けることが必要だとしています。
(7月30日 7時10分更新)

注)今日のアメリカABCニュースによると、妊婦に対する秋からのワクチンの優先的接種について、疑問を持つ妊婦が多いとのこと。ワクチンの一部には自閉症児の出産に繋がる可能性を指摘されているものがあるとか、臨床があまりにも短いため不安があるというもの。タミフルの投与については比較的受け入れがスムーズだった感があるが、ワクチンの方はそう簡単な話ではなさそうだ。

閲覧数1,431 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2009/07/30 18:04
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