本日の朝日新聞 “声” テーマ「祭り」に掲載されていた 富田林の男性会社員の声より
・・・・・道路使用許可が10時までしかおりない・・・また「音がやかましい」「渋滞で不便だ」との苦情も警察に殺到しているそうです。昔は「お祭りだから仕方がない」「ひとときのことだから」と町の人は広い気持ちで見守ってくれていたが、今は・・・・・ 地域のコミュニケーションが希薄になってきている昨今、もっと町内の行事を前向きに受け止めて欲しい。年配の人は若者を理解し、若者は年配の人を慕い、伝統を受け継いでいくことで、町の活性化に生かしたい・・・・
そこで思いだしたのだが、昨年故郷の父がちょうど祭り時分の10月に亡くなり、その式の最中移動しているとき、 何だか庭木の良い枝振りを切り落としている家が何軒かあった。 主人が従兄弟に、何しているのかと尋ねたら、祭りの太鼓台の運行にジャマだから、とのこと。 「へー えらいことしよるなー 」と感心していたのだが、
妹に尋ねると、祭りの太鼓台にジャマになる木を切りに行くという。 「あんたとこの木?」 「ううん違うけん、村の中のジャマになる木を切りに行きよんよ」 「え、よその家の木?」 「ほうよ、よその家の木じゃけど、太鼓にジャマになったら切らしてもらうんよ」 「ええ~ 切ってもええの!! 怒られへんの?」 「そらええわね、怒ったりせんわね、運行のじゃまじゃけんね~」 とサラーと言った。
主人なんか「そんなん、下手したら訴訟問題だぞ」とビックリしていた。 故郷は、盆、正月に帰らなくても、祭りには帰る という祭り好きの町だから、、、、
山崎在住の、同郷のかなり年上の先輩が「マーちゃん、祭りに帰った?」 と毎年言う。
故郷の自慢の祭り 150人の男衆によって担がれる「太鼓台」です |