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2009年10月26日(月) 

本日の朝日新聞 “声” テーマ「祭り」に掲載されていた

富田林の男性会社員の声より


・・・青年団のころよりだんじりの運営にかかわり、今年は実行委員長を務めた・・・・・・・年々運営が難しくなっているように思います。

・・・・・道路使用許可が10時までしかおりない・・・また「音がやかましい」「渋滞で不便だ」との苦情も警察に殺到しているそうです。昔は「お祭りだから仕方がない」「ひとときのことだから」と町の人は広い気持ちで見守ってくれていたが、今は・・・・・

地域のコミュニケーションが希薄になってきている昨今、もっと町内の行事を前向きに受け止めて欲しい。年配の人は若者を理解し、若者は年配の人を慕い、伝統を受け継いでいくことで、町の活性化に生かしたい・・・・


と投稿されていた。

 

そこで思いだしたのだが、昨年故郷の父がちょうど祭り時分の10月に亡くなり、その式の最中移動しているとき、

何だか庭木の良い枝振りを切り落としている家が何軒かあった。

主人が従兄弟に、何しているのかと尋ねたら、祭りの太鼓台の運行にジャマだから、とのこと。

「へー えらいことしよるなー 」と感心していたのだが、


今年の法事の途中に、甥っ子が、「今から枝切りに行くけん、先に失礼するけんね」と言う。

妹に尋ねると、祭りの太鼓台にジャマになる木を切りに行くという。

「あんたとこの木?」 

「ううん違うけん、村の中のジャマになる木を切りに行きよんよ」

「え、よその家の木?」

「ほうよ、よその家の木じゃけど、太鼓にジャマになったら切らしてもらうんよ」

「ええ~ 切ってもええの!!  怒られへんの?」

「そらええわね、怒ったりせんわね、運行のじゃまじゃけんね~」

とサラーと言った。


ああ~  こんなところもまだ残っていたんだ と感心してしまった。

主人なんか「そんなん、下手したら訴訟問題だぞ」とビックリしていた。

故郷は、盆、正月に帰らなくても、祭りには帰る という祭り好きの町だから、、、、


山崎に来て、うん十年も経つけれど

山崎在住の、同郷のかなり年上の先輩が「マーちゃん、祭りに帰った?」 と毎年言う。


祭り時分になると故郷を懐かしむ同郷の方も、山崎には何人かいる。

故郷の自慢の祭り 

150人の男衆によって担がれる「太鼓台」です


閲覧数1,038 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2009/10/26 19:37
公開範囲外部公開
コメント(4)
時系列表示返信表示日付順
  • 2009/10/26 19:47
    勇壮ですね
    ちいきの伝統 文化
    おらが町の 誇りですものね
    時代を超えて 守っていきたいもんですね
    次項有
  • 2009/10/26 19:53
    > みやちゃんさん
    お久しぶりです
    早速コメントありがとうございます。

    田舎の祭りは
    近隣のコミュニケーションなくして成り立ちません。
    何時までも残ってくれるといいなと思っています
    次項有
  • 2009/10/26 22:09
    例えば地元の祭り開催の前には
    近隣の一軒一軒にティシュを配ります。

    ティシュ1箱でも配れば
    もらったという気負いなのか、ぐっと苦情は少なくなりました。

    祭りを行うということは、それでも我慢しなければいけません。
    次項有
  • 2009/10/27 19:21
    > デーヴ上田さん
    故郷の祭りは何時からあるのか、
    ズーと昔からの祭りです。
    太鼓台のために住民が積み立てしています。
    若者を太鼓バカと年寄りは目を細めて言います。
    年男の中年男子は神様の乗った神輿を担ぎ、若者は太鼓台を担ぐのです。
    疲れて早く神様を神社へ送って行き祭りを終えたいおっさん達と祭りを終えたくない若者達のつばぜり合い、みんな楽しんでいるんです。

    これも神事の一環として、古来の神様が居るから
    誰も文句を言わないのでしょうね。
    次項有
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