今年の流行語ベストテンに入った「歴女」。
歴史好きな若い女性を指すそうです。そうそう今年の大河ドラマは「天地人」で直江兼続が主人公でしたね。
「草食系男子」が登場する一方でダイナミックな歴史に興味を持つ女性が増えています。
前置きはそれくらいにして今日は歴女たちと一緒に備中・備前史跡めぐりをしてきました。
最初に訪れたのは「水攻め」で有名な備中高松城。
羽柴秀吉が知将清水宗治が守る高松城を堤防を築いて河川の水を導水し、補給を困難にさせ、ついには降伏させた古戦場です。
敷地内にある資料館、なんと入館料無料。
そこのボランティアさんに詳細に「水攻め」の状況を解説してもらいました。
当時の土木技術から判断すると築堤は300m程度であっただろうと言われています。
地形図を前に知識を深める歴女たち
「浮世をば 今こそ渡れ 武士(もののふ)の 名を 高松の苔に 残して」
と辞世の句を清水宗治は湖上で切腹し、果てました。
清水宗治像
義を重んじ、家臣五千の命を救う代わりに自らの命を犠牲にした名将。
そんな上司に仕えてみたいものです(^^)
城址の傍に1軒の和菓子屋さんがありました。
そこで「水攻め饅頭」というものを売っています。
こむさんに御馳走になりました。
お店の若嫁さんがおいしいお茶をいれてくださり、そこでいただきました。
水攻めを思わせるような饅頭でした。
水攻め饅頭
休憩所でお茶をいただいています。親切ですてきな奥様です(^^)
次に訪れたところは備中国分寺。
巨大な3重→五重の塔が迎えてくれました。
備中国分寺