今日はまちプラDE出前講座の第一回として伊丹市公営事業所見学会を実施。 伊丹市からバスを出していただき、尼崎センタープールへ。 高校生のみんながクラブ活動が入り参加できなかったのが残念でしたが16名の参加で実施。 到着後すぐに年間使用料12万円というロイヤルルーム横の、記者席などがあるフロアの会議室で公営事業所宮本課長のお話を伺う。
収益のうち一般会計に繰り出せるのは大体2%程度なのだそうだ。 それでも昨年3.5億、本年4.0億の繰り出し予定(本場と3つのボートピアを含む)。 11名の職員一丸となって頑張っておられることがよくわかる。
また競艇事業の社会貢献度や問題点。今後の展望など、事業をめぐる様々なお話が伺え、参加者の皆さんからも活発な質問が飛び出した。 そして1秒間の間にトップスピードでスタートラインを通過しなければならない、競艇独特のフライングスタート方式の難しさをあらためて知る。
最後に来年5月に予定されている、伊丹市主催SG笹川賞に向けての決意表明。 今年の浜名湖SG笹川賞では6日間で126億の売り上げがあったそうだ。伊丹も負けるわけにはいきませんね。 売り上げが上がる事が市の一般会計や、また日本財団を通しての福祉の増進につながるわけだから。 みんなで盛り上げていかないと。 選手が着用するカポックも参加者で着せてもらう。 なんか似合ってますね。 アクアコンシェルジュのお姉さんからはレースのルールや舟券についての話しを伺う 右のお姉さんは、喋くりがめちゃおもろい。 左のお姉さんが先輩かな。 選手が一番気を使うツール。自分で持ち込むペラ。 講義終了後選手たちの職場であるピット見学へ。 こちらは選手たちの真剣勝負の場。撮影は禁止。 選手が正座して乗艇していることも知る。
今日の男子優勝戦の1号艇に乗る兵庫の若手岸蔭亮選手とすれ違うが、声をかけるのがはばかられる真剣な表情。選手になって初めての優勝戦乗艇。重いプレッシャーと戦っているのだと思う。
男女が出るレースは男女混合戦が一般的だが、今回の伊丹主催レースは男女が別々にレースし覇を競うという珍しい開催方式。
本日の決勝戦も男女別で行われた。 ピット見学が終了後すぐに始まった11R女子優勝戦は海野ゆかり選手が危なげなく逃げ切る。 今日はお客さんも一杯で、11Rまでに3億円を超える売り上げがあったそうだ。一般戦にしてこの売り上げ。さすが尼崎競艇場。
さて12Rは男子決勝戦。我々も健全に舟券を買ってワイワイ言いながら売り上げに貢献。 その模様は動画でどうぞ。
興津選手は優勝インタビューで2マークで逆転してしまった、一度はトップに立った1号艇の後輩岸蔭亮選手を気遣う。 確かに競艇はイメージの改善、また家族やアベックで気軽に遊びに来れるような雰囲気づくりなど、取り組むべき課題も多い。 しかし選手の皆さんも頑張っている。日本財団が助成している福祉車両も既に4万台を越えている。財団が取り組んできたハンセン氏病の制圧も世界であと1カ国を残すだけとなった。 日本オリジナルな水上のモータースポーツ。楽しみながら社会貢献できる競艇。 競艇の様々な楽しみ方を見つけて、この事業をもっと発展させていかなければ。
まちプラDE出前講座第二回は12月13日月曜日。 伊丹市社協から担当者をお招きして福祉ネットについての勉強会を実施します(11時~13時)。 |