大学の考古学の先生が光明山にある室町時代の山城を調査するというので、同道させていただきました。
相生市史に収録されている地図を見ながら、地図と現地を照合していきます。
私、史学科卒業ですか、大学時代は授業にほとんど出席しなかったので、こうしたフィールドワークを教授に直接教えてもらうのは初めてです。
教授が大学院生に説明しているのを、一日、横で聞いているだけで、すごく勉強になりました。
中世の山城は、姫路城のような石垣や白壁はなく、木が茂っているので説明していただかないと、どこが曲輪かわかりません。
曲輪を下から見上げたところで、途中に堀があります。「ここが堀で、この経路に敵を誘導して、上から矢を射ます」
教授は親切なひとで、私たち素人にもわかるように説明してくれます。
中世の五輪塔です。
城の井戸です。感状山城の井戸と違い、水が溜まっています。石垣の組み方が丁寧なので、城のものではないかということでした。
とっても有意義なクリスマスの一日でした。