国内総生産GDP世界一はもちろん米国で日本の3倍である。
第2位は日本で、中国は2008年推定値ではドイツを抜いて第3位で日本の8割。
以下、ドイツは7割、イギリス6割、フランス6割、イタリア5割と続く。
あほねんのブログ「CO2削減は経済成長と両立するか」でいちごさんからのご意見→外国からの農産物輸入は船舶、航空機輸送による石油燃料の無駄遣いとのご指摘があり、調べてみた。
フードマイレージ=農産物重量kg×輸送距離Kmで表され、日本は総量、国民一人当たりとも世界でダントツの1位です。
総量で2位韓国の3倍、国民一人当たりで実に米国の7倍だ。ウィキぺディア調べ
農水省によると「現代の日本人が歴史上のどの時代における、どの国の王侯貴族よりも贅沢な食事をしていることになっている」とか。
国名 総量 国民一人当たり
日本 9002億800万 7093
韓国 3171億6900万 6637
米国 2958億2100万 1051
イギリス 1879億8600万 3195
ドイツ 1717億5100万 2090
フランス 1044億700万 1738
※単位:トン×キロメートル
食料は生産地の近くで、食物の一番適した時期に食べる方が、輸送エネルギー消費が少ないので、より地球環境にやさしい。
先進地は発展途上国から輸入する場合、逆に相手国を経済的に圧迫することになる。
京都議定書の温暖化効果ガス削減案には国際流通は削減の対象から抜け落ちている。
いずれ、日本が全ての国が削減するべきであるとの主張を展開していくと、逆に日本のフードマイレージ突出ぶりが避難されることが考えられる。
今、日本農業の米から他の転作物への転換が言われ、中国餃子事件の影響もあり、生鮮野菜の地産地消に追い風が吹いている。
日本の消費者が国内農産物へと購入意識を変えるのか、一時的な現象で終わるのかで、今後の国内食糧自給率の行方も見えてくる。