ものを見るときに、顔全体を、見たいもののほうに、必ず向ける人がいる。 顔を手で押さえて、目の動きだけでものを見ようとしても、どうしても、 目と一緒に 顔も動いてしまう人がいる。 以前に、 035。 運動の不器用さ http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=59263 を書いたが、「目の動かし方」 も不器用 な場合があるのである。 『 「見る」 ことは 「理解する」 こと 子どもの視覚機能の発達とトレーニング』 http://store.shopping.yahoo.co.jp/7andy/31170348.html 本多和子・北出勝也 著 2003年07月 を読んで、「視力1.2」 が表すものは、見え方のほんの一面に過ぎない ことを実感した。 「オプトメトリスト」 という職業のことを知ったのもこの本だった。 例えば、「眼球運動」 http://www.rd.mmtr.or.jp/~k-eye/sports.html#ganun > 両眼がバランスよく、目標に対し常に追従し、捕捉し続ける能力とでもいいましょうか。 > これが無いと、静止視力が良くても役に立ちません。 > 右へ左へ、上に下にと眼球のみで目標を追うことができることは大切です。 > これは、すべての基本であり、家で言う土台です。 > この上に多くの能力が積み重なっていきます。 > 激しく動かすといえば、卓球でしょうね。 > これは顔でボールを追っていたのでは、間にあいません。 「目の動かし方」 の不器用さも、訓練することで、ある程度、改善できる。 |