116人の小4のみなさんに8班に分かれて頂き、15名のちびっ子を案内しました。 ちびっ子と言っても、もう、白熱と同じ背の子供もおりますので、みぃ~んなちびっ子!ww
2時間に亘り、三田の町の中をゆかりの偉人の遺跡をもとめてワイワイあるく。 もともと三田小の学区なので、いつもの通学路を白熱が案内するので、なぁ~んかヘン! 商店街を歩くと、おばぁちゃんやおかぁさんが、「今日は、なんどぃ?」と笑顔で聞く。
ちびっ子「あのなぁ いじんウオーキングやねん」 あばぁちゃん「ほぉぉぉう、ええなぁ いじんさんって?」 ちびっ子「それを勉強すんねん この人センセよ」
と白熱を紹介してくれます。 白熱、セリフはなく、ニコニコ ぺこんと頭を下げるだけ。 ちびっ子への説明は、実は、難しいんです。 こんな質問にふぅーーーむと考え込む新人ガイド
「殿様ってぇなんですかぁ ?? 」 「家老って、どんなにエライひとなん??」 「どして、九鬼さんがいっぱいいるのですかぁ?? みぃ~んな、とのさん?」 「川本幸民さんが生まれたのはこの家?」とビルを指さします。
センセぇ・・ いつの間にか白熱はセンセに。 元良勇次郎 顕彰碑の前で 「センセぇ 心理学って、なんですかぁ??」 川本幸民 顕彰碑の前で 「日本で最初のビール? センセ呑んだぁ?」
小学校4年生の知っている知識の範囲で説明をしなきゃ…と分かっていても白熱には?? ついつい「明治維新」などの言葉を使う。
白熱 「明治維新」って知ってるぅ? 「NHKの篤姫って観たぁ?」 生徒 「 ? ? ? 宮崎あおいさん?」
出発の時、学校の先生から5人の三田出身の偉人を覚えて帰り、学級で発表することに なっていることを全生徒に告げられております。 2時間、可愛いちびっ子にまとわりつかれて必死でノートを取るのを覗いたら、結構まじめに書いています。 急いでいるので「ひらがな」ばっかりの記述でしたが、ノート4ページにわたり、書いてくれています。 ゲラゲラ笑いながらの案内で、心に残る案内って難しいコトが分かりました。
九鬼家は最後のお殿様「九鬼隆義公」が、全てのお墓を心月院にまとめました。 奥方は江戸にお墓がありました。 奥さんは徳川政策で「人質」なっていたので墓は東京です。 明治9年だったか、やっと東京/神戸に通じた列車で、膨大な墓群を運んだ訳です。
今、神戸DAIMARUで開催の「白州次郎と白州正子展」の白州正子さんは兵庫県下に散在していた一族のお墓を全て、心月院に集めています。 囲いの中で今でも仲良く一族が並んでいます。 そして最も入り口で謙虚に次郎・正子さんの墓があります。
こんな徳高き方々の先哲をちびっ子達に伝えたい しかし 説明が難しい、白熱の実力から絶望感を味わう。 九鬼家菩提寺 「心月院」 |