色々言われているけど、
税収が少ない自治体にとって人件費率が高すぎるとどないもなりません。
ある意味、ショック療法的に公開して市民を味方に付けないと
絶対に改革出来ないと言うことなんでしょうね
国家公務員も公開して欲しいなぁ・・・
などと思いますね。
阿久根市の職員給与公開を受けてのことだろうが、報道関係記者からの質問に橋下大阪府知事が答えたのか、知事からこれについて発言したのかは分らんけど、府職員の給与の公開を検討するそうだ。 さて、阿久根市の職員給与公開は、このように行われた。 --- 竹原信一 阿久根市長のブログを引用 --- 19年度職員給与、手当明細も公開しました。 http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin.pdf 給与と手当を足した年収の合計が 900万円以上が2パーセント 700万円以上が54パーセント 500万円以上が80パーセント 300万円以上が92パーセントになる。 年収700万円以上の職員が54パーセント、大企業の部長以上の給料を受取る人間が過半数にもなる組織が阿久根市民の上に君臨しているのだ。 給与と手当だけで17億3千万円、市の人件費として更に退職手当や共済年金などのための支出が加わる。 阿久根市の税収はわずか20億円。今後は景気の悪化で税収は更に減るだろう。市民は収入の減少で生活維持に必死だ。 経営という観点から市役所人件費の状態を見れば滅茶苦茶だ。 職責や能力と給料の関係もデタラメとしか言いようがない。良心の破綻した経営に無能な人間が選挙で選ばれてきた結果だろう。 阿久根市の将来は先ず市役所の人件費を適正化できるかどうかにかっている。 今度の議員選挙で「職員を増やせ、職員の待遇をもっと良くしろ」とか「(職員駐車場が遠くなれば)職員が雨にぬれる」などと発言するような職員出身議員たちが再選されるようならば阿久根市民は本当に救いようがない。 --- 竹原信一 阿久根市長ブログより引用(ここまで) --- 率直な表現でのブログだけに、ちょっとて部分もある。が、公明正大にとなれば、全職員の給与を公開する方が正しいようにも思うし、自分の給与の公開もしている公務員であれば、私達の個人情報を扱われていることにも、より私達の安心感や信頼感は上がる。また、地方自治体の予算の大きな部分を占める人件費が、どのように使われているのかを理解するにも役立つと思う。まあ今の時点では、公務員の方々も公開されるとなれば、拒否感も起きるだろうが、直ぐに慣れるとおもう。また、公開されて恥ずかしくもなるような薄給ではないだろうし、そうであれば、世間に訴える強い材料にもなるだろう。 さて、大阪府だが、大阪府や大阪市に勤める公務員には、給与と多くの手当てが支給されていると何年も前から聞いている。これが、府や市の財政を大きく圧迫していると聞いている。給与は人事院勧告等にのっとった物だから触り辛いが、この府や市の職員の手当てを見直し、是正するのが財政改善の鍵らしい。手当ても昔は公務員と大企業に勤める方々との給与の差を縮める為に、色々と作られて支給された物らしいが、公務員の給与が大企業並みになった、或いは、それ以上とも言われている今なら、削られるのも当然だと思うのだが・・・ |