本日はタンゴ「アラルージョデウンビオリン(Al arrullo de un violín)/バイオリンの子守唄に」を選びました。曲詞ともにカールロス アールシ(Carlos Arci)の作で美しいメロディーラインの小品です。作者の率いる楽団の演奏でお聴きください。 https://youtu.be/PN18AB5Z0v8 Mario Armando López · Carlos Arci y Su Orquesta Típica 歌詞とGoogle翻訳ソフトによる対訳を以下に掲げます。クリック拡大してご覧ください ほかの楽団の演奏も聴いてみてください。まずラテングループの演唱で https://youtu.be/LBiLLnuwve4 Los Chamacos タンゴ楽団に戻って、歌に加え冒頭にグローサ(朗詠)が置かれてます。 https://youtu.be/g0dJV2GKGWA Natalio Tursi y su Orquesta Glosa : Sixto Alberto Rodriguez. Canta : Juan Carlos Aguilera 最後に器楽演奏のバージョンで https://youtu.be/qnbwl-vVGNw Angelo Cherry Instrumental アールシは、カブキの「タンゴ人名鑑」に載せていないアーティストです。バンドネオニスタであること、作詞・作曲家とされるが作品は本日紹介のAl arrullo de un violínのみ知られていること以上の詳しい情報はTodotangoにもWikipediaにもありません。 https://www.todotango.com/creadores/ficha/2967/Carlos-Arci 本日の曲関連以外で唯一名前の出現が確認できたのはユーチューブの此処です。掲載者も不思議に思っている様子でコメントを入れてますが、演目はあまり演奏されないアローラスのインスト作品Cardos/アザミを歌も加え2バージョンで聴けます。1931年当時にティピカ ビクトールに選ばれるくらいの実力がありながらほとんど録音が残っていないのも不思議です。 https://youtu.be/M9Ij3pNMvII |