交通事故の死亡数は26年度で4113名を超えており、兵庫県はワースト3に位置します。 65歳以上を法的に高齢者といい、死者数の割合は53%を超えてます。
この度、講習を受け大いに反省し、運転の意識を変えました。
70歳を超えての免許更新には「高齢者講習」が義務付けられています。 希望する自動車教習所で、所定の検査と運転実務教習を受けます。 教習所は、概ね10名程度の講習であり、通知が来たら早い目に予約をしたほうがいいでしょう。
講習の所要時間は約3時間半を要します。(75歳未満)
・実技講習:S字 クランク 方向転換 段差乗上 などの簡単なもの。 教官が被講習者3名を乗せて見本を示してくれます。 でも、自分がやるとスムースに行きません。 毎日、運転しているのに、慌ててしまう。減点はありませんが、教習生だったらの現点数を 示され、殆ど、落第の点数でした。
・能力検査:視力 動体視力 眩光視力 認知速度 など高齢で低下している程度を診る。 殆ど、専用の器具があり、客観的に数値として出てきます。よほどの障害がなければOK
実技で、日頃のクセ、思い込みなど長いあいだの運転手法が「適切」でないことを知ります。 同乗した2名の仲間も、自分の方法の不適切さに驚いておりました。 高齢を原因とするというより、運転に、または安全に関する「哲学」みたいなものに誤りがあるのです。
教官は、その都度、説明をします。 また、長年の運転で付いたクセの危険の例を説明します。 また、能力検査では高齢者の平均能力の例を示して、自分の能力の程度の自覚を示します。 特に、明るいところから暗い所への視力回復には約1分かかるのに驚きます。(中学生で5秒)
道交法、道路施設の改良により、自己死亡数は減少してます。 しかし 私みたいな高齢者が減少の率を悪化させております。 もしも! のことが起これば大変なことになるということをいつも認識すべきです。
免許証更新所 時間をずらせばぐっと閑散としますよ。 |