今度の日曜日多摩地区担当の東京都環境レンジャーが、伊丹市立市民まちづくりプラザへ。
やってくるのは、ゴレンジャーではなく環境レンジャーやからね。お間違えなく。
東京都環境レンジャーHP http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/kouen/range…ranger.htm
8月1日 伊丹市立市民まちづくりプラザ 午後1時~午後3時30分くらいまで 定員 20名 費用 無料 講師 東京都環境レンジャー 多摩地区担当 山本 裕全氏 申し込みは 伊丹市立市民まちづくりプラザまで 072-780-1234
わが国には環境省のパークレンジャーが設置されているが、許認可事務を中心とするデスクワークに追われまた異動も多く、全国の国立公園を足で歩きまわって隅々まで守ることは物理的に不可能という指摘がある。
そこでアルピニストの野口健さんが石原東京都知事に直訴して出来た我が国初の自治体レンジャー制度が東京都環境レンジャー。
野口さんのブログに、レンジャー創設に至るいきさつが書かれている。 面白いのでちょいと抜粋。
「東京都の委員会では「小笠原諸島などの自然を守るのならば、東京都独自のレンジャー制度が必要です」と提案したが、「地方自治体でのレンジャー制度は前例がない」と却下され続けてきた。 夜、石原知事と一杯飲んでいる時に「知事がおっしゃる『東京都から国を変える』とは、国が本来やらなければならないことを都が先にやってしまうことで、国が動くことですか?」と質問。「まあ~そんなものだ」とお答えになったので「国が国立公園を守らなければならないのに、その責任を十分に果たしていない。それならば都がレンジャー制度をつくり、隊員を派遣して独自で守っていきましょう。名づけて都レンジャー。いかがでしょうか」と念願の直訴を実行した。ところが「ダサイね」の一言で終わり。すかさず「知事、都レンジャーですよ」と念押ししたら、うるさいやつだとしかられた。
まいまいクラブ 野口健 富士山から世界を変える 2006年12月4日の記事より https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/manafuj…?blog_id=6
平成16年に発足した東京都環境レンジャー。今では東京都の多摩地区から小笠原に至る広大なエリアの自然を守るため18名のレンジャーが(身分は東京都の非常勤職員だが年間約250日は行動する)、民間ボランティアのサポートレンジャーの皆さんと共に活動している。
募集要項(本年度は終了) http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/kouen/range…saiyou.htm
東京都は日本初の行政主導のエコツーリズムを実施している。
エコツーリズムとは環境保護と観光振興の両立を図る新しい観光の考え方のこと。
2003年より始まった小笠原の一部の指定地域(父島列島にある南島と母島の石門地区の2箇所)を対象としたエコツーリズム。 環境保護の中核を担うのが東京都環境レンジャーと言っても過言ではないだろう。
今回は多摩地区担当の山本氏がまちづくりプラザに来訪。 日頃の活動内容などを中心に「自然公園を楽しむ生物多様性と私たち」をテーマに講演してくれます。
また後半は奥多摩ビジターセンターよりご寄贈いただいた(有難うございます)木の実パック20個を使った木の実アートや、こないだ鳥取の芦津源流より持ち帰った川の石を使って小石アートでも楽しんでいただく楽しい講座です。
経験を聞き、考え、楽しむ。 そこからふるさとひょうごの自然を守るあらたな取り組みが生まれるといいですね。
皆様のお越しをお待ちしております。
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