伊丹市立市民まちづくりプラザは、伊丹阪急駅ビルの中にあり立地は良いが、面積は狭い。概算で100㎡、実効利用面積は80㎡くらいだろう。
もともとNPOの設立相談やNPO関係の講座などいわゆる中間支援の仕事を主任務とされたために、それほど大きな面積をとる必要はないと考えられたのだと思う。 講座でも市民の方が20名も入ればいっぱいになる。
ところが市民の皆さんがまちづくりプラザに求めていることは、NPO設立相談以外にもたくさんある。それは市民活動の交流や広がりをつくることのできる場であったり、多世代交流の場であったり、様々な場作りであったりする。そこでスタッフはデッドスペースにすっ込み、市民の皆様にできるだけ広く使ってもらえるように何度か模様替えをした。
また内容面でも、昨年来お手伝いしてきた兵庫県長期ビジョン見直し点検作業の中で出された様々な市民の皆様のご意見を即具体化する方向で、この4月から運営をシフトしてきた。
その結果小学生から元予科練のご高齢者まで(最高は95歳のおばあさま。まちプラで朗々と俳句を読んでくださいました)、毎月1000名を越える市民の方が様々な形でまちプラを利用して下さるようになった。本当に嬉しい事だと思う。
先日開催した第九回タミマルカフェでは30名を越える市民の方が参加してくださり、 ↓いけやん撮影の集合写真↓ 今日も年配の方のサークル活動が終了すると、入れ替わるように20名の高校生大学生がまちプラで来年1月から始めるゆうゆう広場の運営を話し合うために訪れてくれた。 同じ時刻に阪急阪神ビルマネジメントさんのご厚意でお借りしている別の会議室では自衛隊父兄会の方々の会議が続いている。
これからも多様な年齢層の方や、様々な市民・市民団体の方に繋がりをつくっていただける暖かい場作りが出来ればと思う。 |