こないだ休みを利用して伊丹郷町から猪名川往復、池田五月山ウォーキングを楽しんできた。
びっくりしたのが、自分が中学時代からよく来ていた池田中央第2第3映画館が芝居の常設小屋「呉服座」に変わっていたこと。 2010年の11月から芝居小屋になったそうだ。
池田市が「落語みゅーじあむ」を作り、落語をキーワードとした地域活性化・商店街活性化に取り組んでいるのは知っていたが、映画館が芝居小屋に変わっていたのにはびっくりした。 呉服座HP→http://gohukuza.com/
気になって調べてみて経緯がだんだん分かってきた。
Japan Newsによると「池田市(大阪府)に41年ぶりに復活した大衆演劇場、池田呉服座で23日、座元を務める不動産業、山崎照久さんが舞台にゲスト出演する。 池田呉服座は昨年11月、自らもアマチュア劇団を主宰する山崎さんが閉館した映画館を私費を投じて改修し、41年ぶりに芝居小屋を復活させた。」
それを財産家の不動産屋さんが私費を投じて復活させたのですね。 それにしても昔多くの芝居小屋が映画館に転身したのは知っていたが、その逆をいくのは素晴らしい。
池田中央商店街から西に伸びるこの通りは寂れた商店街だったが、アーケードをとっぱらい、車道歩道を整備し、斜め向かいに位置する、落語ミュージアムと呉服座とが相まって独特の明るい雰囲気に変わっていた。
官と民の絶妙のコラボレーションかもしれません。 歩くといろんな街の姿がよくわかる。
楽しい往復20kmの猪名川ウォーキングになった。 |