ドイツで美味しいと思ったものが2つ有ります。
いや、2つしかありません。
一つは、名前が分からないのですが、
長くて(15~20cm)白っぽくて、茹でて食べるソーセージ。
もう一つは、よく練り込まれたマシュポテトです。
ヨ―ローッパに行けばいくほど日本の良さが身に沁みます。
5月31日から8月10日までの72日間、フランクフルトを中心に生活をしてました。 息子の家に泊まっていたので、妻が食事の世話をしており、食材に苦労して基本は和食でした。 時々、ドイツ国内をウロウロしつつ「地球の歩き方」を参考にドイツ料理を楽しみました。
でも、来独まもなく老人性肺炎でドイツの大病院でお世話になり、病院食でドイツ料理。 ドイツ料理は基本的に朝晩は冷たい料理、昼だけ暖かい量の多い食事だそうで病院も一緒でした。 朝・夕はハムとチーズとパン、昼は暖かいスープとハムとチーズとパンというような具合。
病院食
病院食という性格を差し引いてもまずいこと! 100年前のドイツの料理だろうと、退院して町に出て食事をしました。当然ながらメニューはドイツ語、じっと見てもわかりません。 もちろん聞いても余計にわからなくなります。
結局、わけわからず卵料理を頼んだところ、グリーンソースにゆで卵 が乗っているだけの簡単なもの。実は、これがフランクフルト名物料理だった。 卵は日本と同じでしたがグリーンソースがおいしかった。
ケルン・デュッセルドルフ・ハイデルベルグ・ミュンヘン・ウルツブルグ・ニュルンベルグ・リーデンハイムほか10都市を巡り、わからないままの注文をしていただきました。概して木目の細かさに欠けても、結構おいしくいただきました。
で、帰国後思いっきり「和食」ということで、地元の静かな料理屋に行った。
和食はテーブルや皿の中のものというより、建物からお皿、醤油さしの小物、 それらと板前の腕前、給仕の言葉づかいなど、総合的においしい!
やっと、日本て、イイなぁ・・・と感じた次第です。
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