千葉県山武市で開催された「地域SNSを活用した防災情報発信と訓練」にeじゃん掛川の早瀬公夫さんと一緒に出講。九十九里浜のリゾート「蓮沼」にある漁師料理のお店「うおたみ商店」で講演会後の交流会を設けて戴き、出てきた海の幸の数々..めちゃくちゃ美味しくて幸せでした。 「うおたみ」と言っても居酒屋チェーンとは全然関係ない魚屋兼食堂です。お魚屋の方には、名物のイワシのごま漬けや特産地物のハマグリが売っていました。ちょうどひな祭りまでの今の時期がハマグリの旬。沖合でとれたばかりのむっちりむちむちのハマグリを地方発送してもらいました。 食堂の奥の奥にある座敷に陣取ると、最初に出てきたのが「金目鯛の煮付け」。お皿の脇においた生ビールの中ジョッキと携帯電話のサイズと比較して、この金目鯛の大きさがわかりますか? 地元でもめったにあがらない2kg超の大物を大胆に丸ごと煮付けた逸品です。魚肉の骨離れがいいのは新鮮な証拠。ぷるんぷるんのお肉を存分に頂戴しました。 次は名物の「セグロ(いわしの小魚)のゴマ漬け」です。 お酢をかけて戴くのですが、ぼくにちちょっと苦手..すいません。みなさんは美味しいを連発して召し上がられていました。 お魚やさん部門の水槽に詰まっていたハマグリは酒蒸しになってテーブルに載せられました。 写真でもお判りのように、大きな貝殻の中はむっちりとした身がしっかり詰まった立派なハマグリです。スーパーでは絶対お目にかかれないし地元ならではの味覚でした。昼食をとったレストランでは、ハマグリをお吸い物にしてくれてサービス。エキスがたっぷりと出ていてとても美味く感動しました。 房総に来てお酒を戴くときに外せないのが「なめろう」です。いわしを三枚におろし、捌いた身の上に味付けの味噌・日本酒とネギ・シソ・ショウガなどを乗せ、そのまままな板の上などで、包丁を使って粘り気が出るまで細かく叩いた、手のかかる漁師料理の代表です。 以前に長男を連れてきた際に美味しかったようでお代わりをしましたが、料理を盛っていた皿についた身まで舐めるほど美味しいというのがその名の由来とか。 大胆な厚切りの舟盛りもあって、九十九里の海の幸を満喫・満腹の夜でした。山武のみなさま、たいへんありがとうございました。 |