クーちゃんさん
個人市民力を応援する活動って、面白そうですね。
こちらは、まちづくり研究サロン?を定期的に開催して、地域学を勉強しようと計画中です。
伊丹市民まちづくりプラザって、今まではNPOをはじめとする市民活動団体の皆さんの活動応援が主な仕事だった。 これからもそこはしっかり進めていこうと思いますが、もうひとつ市民の皆さんがもたれている、個人市民力を応援する活動も創っていきたいと思います。 そういう思いで今日から「市民みんなが先生徒講座」を開始。 第一回は市民活動の元祖行基講座。 講師は伊丹市民で、だじゃれの会の代表吉田宏さん。 行基誕生の西暦668年頃の国内情勢や東アジアを巡る国際情勢。 そこから説き起こしていかれた行基講座。 国内の政権争いや、朝鮮半島での戦争、混迷する情勢。 半島から戦乱を避け、日本列島に移ってくる技術をもった人々。 繰り返される政権争いや遷都の中で、重い租税負担に苦しむ民衆。 国家の手中にある仏教。 そんな中行基はどういう思いで各地を歩き、民衆のために様々な事業をなしとげていったのか。 見事な語り口で、最後は「THE GYOUKI」という映画でもみたような気持ちになりました。 参加された市民のみなさんも、それぞれご自分の歴史観をお持ちになっておられ、行基をめぐる歴史談義に花が咲きました。 最後は昭和2年生まれの方がたまたまお持ちになっていた、教育勅語をみんなで読み合わせてみるオプションも。 恥ずかしながら自分らの世代ではあの名文が読めないのであります。 伊丹市民の皆さんが個人でもたれている市民力を垣間見せていただいたひと時となりました。 これからも市民のみなさんの持たれている専門能力や知識を交流し合える場づくりを進めていきたいと思います。 |